【高校駅伝】男子・西脇工業、女子・須磨学園が都大路へ
■1区から独走/西脇工業
兵庫県高校駅伝(男子79回、女子41回)が11月3日、丹波篠山市の大正ロマン館前をスタートして篠山鳳鳴高にゴールするコースで行われ、男子は42.195㎞を7区間で、女子は21.0975kmを5区間で走った。 ------------- 男子は40校が参加し、午前10時10分にスタート。 【動画】<男子>第79回 兵庫県高等学校駅伝競走大会(2024年)#高校駅伝 昨年3位に終わり都大路を逃した西脇工業は、1区(10km)で2年生の新妻遼己(はるき)がスタートから飛び出し、2km手前で2位の須磨学園にも差をつけて、早くも独走状態となった。 新妻遼己の力走を受けて、2区・赤坂勇輔(2年)→3区・上田翔大(3年)→4区・衣川勇太(3年)→5区・山崎寿和(2年)→6区・新妻昂己(2年)がリードを保ってタスキをつないだ。 そしてアンカーの田中颯眞(3年)が、2位に2分33秒差の、2時間5分5秒でフィニッシュした。 西脇工業は2年ぶり29回目の優勝。 2位は須磨学園、3位には報徳学園が入った。
■全員が区間賞/須磨学園
女子は30校が参加し、午前10時20分にスタート。 連覇をめざす須磨学園は1区(6㎞)で2年生の池野絵莉(かいり)が飛び出し、2位の加古川東に1分10秒差をつけて、2区の金子聖奈(2年)にタスキを渡した。 3区・西村美羽菜(1年)→4区・濱村一咲(3年)も快走し、アンカーの種知里(たね・ちさと=2年)が、2位に3分9秒差の、1時間10分19秒でフィニッシュした。 須磨学園は2年連続26回目の優勝で、5人全員が区間賞を獲得した。 2位は西脇工業、3位には加古川東が入った。 男女のレースともサンテレビでダイジェスト放送された。
■近畿代表も毎年都大路へ
全国高校駅伝は12月22日に行われる。 今年から男女とも出場校の枠が増え、全国47都道府県の代表に加え、近畿など全国11地区の代表も毎年出場することになった。 近畿高校駅伝は11月24日に南あわじ市で行われ、各府県の代表校を除いた最上位校が近畿代表として都大路を走る。 近畿高校駅伝には兵庫県駅伝の上位9校と淡路地区の最上位校が出場する。 出場校は次のとおり: 男子:西脇工業、須磨学園、報徳学園、市立西宮、神港学園、県立神戸商業、長田、龍野、関西学院、洲本 女子:須磨学園、西脇工業、加古川東、園田学園、長田、姫路西、東播磨、龍野、西宮東、淡路三原 (浮田信明)