南果歩、長男出産時に一時ICUに「命の危険があった」壮絶エピソード明かし会場騒然
女優南果歩(60)が10日、都内で行われた映画「君の忘れ方」(作道雄監督、1月17日公開)に出席した。 【写真】イラストつきで「忘れられないこと」を披露する南果歩 大切な人を亡くした人たちの愛と再生の物語。主人公の森下昴(坂東龍汰)は、付き合って3年で結婚を控えた恋人の美紀(西野)を交通事故で亡くす。悲しみが癒えなかった昴が、ある不思議な体験を通して、美紀の死と向き合っていく。 南は昴の母・洋子役を演じる。「普通のお母さん役ではなく、1人の人間として悲しみを抱いている。親子の立場がどんどん変化していって、最後は昴が私の肩を抱いてくれるんですけど、本当にこの息子に感謝」と作品を語った。 忘れたい出来事を問われると、「帝王切開からのICU」と、実際に命の危機にさらされた経験を明かした。「息子を産んだ時に体調が悪くなって10日間ICUに入って、命の危険があった」。当時のエピソードを赤裸々に語り「忘れたいことと忘れたくないことが同時に来ました」と話した。 壮絶エピソードに会場もどよめき、同じく出席した坂東は「うわあ…想像するだけで怖い。大変」と思わず声を上げていた。