楽天・塩見が好投 早くも松井効果か?
星野構想では、田中将大の抜けた24勝の穴は、この塩見、辛島、森、松井の4人の左腕で埋めることになっている。塩見は、1年目には9勝を挙げたが、3年目となる昨季は、左肩の故障があって1軍登板はなかった。昨季のゼロ勝投手が、どれだけ上積みをしてくれるかは、今季の楽天のキーポイントなのである。 西武は開幕カード。ベテランの調整をあえてスローにさせている伊原監督の方針で、この日は、栗山、おかわり君こと中村はいなかったが、星野監督は、開幕カードを意識して、あえてローテー候補の塩見を投入したのかもしれなかった。 「次回は、もっと精度を上げていきたい」 塩見が求めているものも高い。V2に向け、チーム内にいい化学反応が生まれ始めている。 (文責・駒沢悟/スポーツライター)