眼科のお勧めを「鵜呑み」にしてはいけない、初めての「コンタクト選び」陥りやすい3つの失敗
さらに言えば、ここ10年間はメーカー同士が追いつけ追い越せの状況ですので、同じ価格帯のものであれば、段々とクオリティの差がなくなってきているのも事実です。 そのためお勧めは言いにくいのですが、コンタクト選びに関して、アドバイスしておきたいことがあります。それは、多くの人が陥りやすい3つのワナがあるということです。 1つ目は、最初から大量に買ってしまうこと。 初めてコンタクトを購入される際、眼科などでお勧めされたものを、購入される人が非常に多くいらっしゃいます。
それが悪いということではなく、そのとき、コンタクトショップの「半年分買えば安くなりますよ」といった言葉に誘惑され、つい多めに買ってしまう人もまた、多くいらっしゃいます。 たとえば、服を買うとき、試着室では「似合っているな」と思っても、家に帰って着てみたら「なんか違うかも」ということ、ありませんか? コンタクトも同じで、店舗で一瞬つけただけでは、本当に目に合っているかはわからないものです。 最低でも朝晩通して1週間は装着してみて判断するのがお勧めです。
試着で「いいかも」と思っていても、「やっぱりなんか合わないし、夕方になると目が疲れる」ということもあります。 そうなったときに後悔をしないように、最初は大量買いはせずに、まずは1カ月分から買うといいでしょう。 ちなみに、コンタクトの合う、合わないの基準は、おおよそ次のようなものになります。 ・生活をしていて見えづらくて困るときがある ・目がゴロゴロする ・よくはずれる ・よく目が充血している もし、いずれかの症状が続くのであれば、商品のチェンジを検討されてみてはいかがでしょう。
■安易に「これでいいです」と言ってはいけない 少量買いからはじめるというのは、すでにコンタクトを使っている人が、新しいコンタクトを試すときも一緒です。 たとえば、もっと性能のいいものに変えるとき。より値段が高いものに買い替えたからといっても、目に合う、合わないという個人差が出てしまう可能性があります。高価なもの、性能が高いものだから自分の目にもいいものだと決めつけ、大量に買うというのは、あまり得策ではありません。