「信州そば」は、なぜおいしいのか……信濃の山あいで育まれた 香り高く多彩なそば文化を訪ねてみた
長野で行きたいこだわりのそば店
■蕎麦旬菜(そばしゅんさい)こすげ 善光寺門前の老舗そば店の4代目小菅孝泰(のりやす)さんが「北信の酒とおいしい料理を本格そばと一緒に楽しんでほしい」と2012年に独立し、長野駅の近くに店を開いた。そば研究家・片山虎之介氏に弟子入りし、腕を磨いた小菅さんは、自ら手臼でそば粉を製粉している。「機械の圧をかけないため、そばの実本来の風味が引き立つんです」。そばは県北の黒姫産を使用。雪中で寒ざらしを経たものを冷凍保存し、毎日挽いて打つ。お酒に合うメニューも豊富。 電話:026・219・2376(予約可) 営業:11時30分~13時、17時30分~21時(そばが売り切れ次第終了)/日・月曜休 交通:北陸新幹線長野駅から徒歩3分/上信越道長野ICから9㌔ 住所:長野市北石堂町1390-1 ※「旅行読売」2024年12月号の特集「新そばの里へ」より