バレー女子日本、開幕2連敗 決勝T進出へ崖っぷち 最後まで流れ変えられずブラジルに完封負け【パリ五輪】
パリ五輪のバレーボール女子1次リーグB組第4試合が8月1日に行われ、世界ランク7位の日本代表とブラジル(同2位)が対戦し、日本はセットカウント0-3で敗れた。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック 第1セットはスタメンの和田由紀子がライトからの攻撃、山田二千華のサービスエースで7-5と2点リードすると、先に10点目を入れる。しかし、ブラジルが反撃に転じて16-19と3点リードを奪われると、先に20点目を入れられる。ライトからの和田の攻撃がブロックされ、エンドラインを踏むミスなど、流れを引き寄せられずこのセットを20-25で先取された。 第2セットはメンバー変更があり、石川に代わって井上愛里沙を投入。その井上がバックアタックを決めて得点するが、ブラジルはアナクリスチナ・ソウザの攻撃など5連続得点でリードを広げられる。宮部藍梨がセンターラインを踏み越して相手のコートに足を入れてしまうパッシングセンターラインなど、ミスもあって失点を重ね、最後もサービスエースを決められ、このセットも17-25で奪われて後がなくなった。 第3セット、流れを変えたい日本は、荒木彩花を投入。井上がスパイクを決め、林琴奈のブロックなどで反撃。ブラジルの多彩な攻撃に合うが何とか食らいつく。しかし、先に10点目を入れられ苦しい展開となり、井上のスパイクもブラジルの高い壁に阻まれてブロックされてしまう。サービスエースを決められ15点目。終盤もリードを広げられていき、このまま18-25で敗れてストレート負けを喫した。 東京五輪銀メダルのブラジルとは6月のネーションズリーグ準決勝で勝利し、銀メダルを獲得したが、この日は最後まで流れをつかめなかった。初戦はポーランドを相手に1-3で敗れ、これで2連敗となり、B組はポーランドとブラジルの予選突破が決定。決勝トーナメント進出へ崖っぷちに立たされてしまった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]