「私なら絶対に行く」 今夏にレアルを退団したDFナチョ、バロンドール授賞式を欠席した古巣に言及。「何らかの理由が…」
サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・カーディシーヤに所属するDFナチョ・フェルナンデスが、バロンドールや守備陣にけが人が続出している古巣のレアル・マドリードについて言及した。スペインメディア『as』が現地時間13日、ナチョがスペインの『カデナ・コペ』のインタビューで語った内容を伝えている。 レアル・マドリードの下部組織出身で、10/11シーズンにトップチームデビューを飾ったナチョ。クラブ通算公式戦364試合に出場し、ラ・リーガ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)など数多くのタイトル獲得に貢献してきた。昨季の終わりに11歳から過ごしたクラブを契約満了に伴い退団したDFは、今季からアル・カーディシーヤに活躍の場を移した。34歳のDFは、昇格組ではあるものの、リーグで5位につけるチームを支えている。 そんなナチョは、バロンドールの授賞式を欠席した古巣について「クラブの決定に私は干渉しない。何らかの理由があったのだろう。正直言って、私なら授賞式に行った。問題は、ビニシウスが獲得することが濃厚で、ほぼ手中に収めた状態から最終的に『ノー』と言われて、受け入れるのは簡単ではないということだ。それは非常に厳しいね。外から『もちろん、私なら絶対行く』と言うのは簡単だが、そこにいなかったからね」と自身の考えを語った。 続けて「私は、疑いもなくビニシウスにバロンドールを与えるべきだと思う。今の私にとって彼はナンバーワンだ」と述べた上で、「ロドリのことは本当に嬉しく思う。彼は素晴らしい仲間であり、素晴らしい選手で、とても人間性も良い。ロドリが受賞することには何の異議もない」と同胞の28歳のMFの受賞を称えた。 加えて、けが人が続出しているマドリーには補強が必要なのではないかという質者には「誰も獲得せず、アカデミーの若い選手に賭けてくれれば嬉しいね。最終的に、育成の選手が準備が整っているかどうかは、プレー機会を与えてからじゃないとわからない。先日(ラウル・)アセンシオが素晴らしい試合をした。クラブと監督が勇気を持って、育成の選手に出場機会を与えることが必要だ。今がそのベストな時期だ」とコメントしている。
フットボールチャンネル編集部