40代の美を知り尽くした三賢者が議論!「エイジング悩み」の解消法とは?|STORY
「シワ」について
\乾燥がきっかけで小ジワになり、悪化すると本格ジワに。40代は小ジワ→深ジワの移行期/ 慶田さん 乾燥がきっかけで小ジワになるのですが、紫外線に当たることでもコラーゲンの分解が進み、シワが増長してしまいます。夏の紫外線対策は、単に日焼けに対するものではなく、シワを防ぐためにも大事なのです。 小西さん 先生が仰る通り、乾燥からシワが急増するのですが、乾燥小ジワが悪化すると深いシワに移行するというデータがあるのです。特に、シワができやすい40代から60代は要注意! だからこそ小ジワの段階でのケアが重要。 ライター尾崎 まずは乾燥ケアが、シワ対策に通じるということですね。 慶田さん 夏は保湿性の高すぎるものを使用すると、肌に熱をこもらせてしまうことがありますが、秋からは季節に合ったスキンケアを使用することをおすすめします。 ライター尾崎 きちんと保湿したうえでシワ改善美容液を使うのが大切ですね。ナイアシンアミドなど様々な有効成分があります。 小西さん 夏の紫外線ダメージを受けたあとのシワケアには有効成分ニールワンがおすすめです。
「くすみ」について
\夏に受けた紫外線によって増えたメラニンが、排出されずに肌の濁りに/ 慶田さん 肌のくすみの原因ともなる「ゴワつき」。これは紫外線を浴びた肌の防御反応によって、角層が分厚くなるために起こるものです。この角質肥厚によって、肌がくすんで見えるようになるのです。そして、同じく防御反応として現れるのがメラニンです。つまりシミの原因ですね。 ライター尾崎 きちんとターンオーバーを促して、乱れた肌の土台を立て直すことがポイントになりますね。後悔し始めた時に、「時すでに遅し」と諦めるのでなく、少しでも早くリカバリーするためにはどうしたら良いでしょうか。 小西さん シミはできてすぐのものなら、ビタミンCなどの美白美容液も効きます。しかし、これらはシミができる前と直後にしか改善が得られにくく、早期のお手入れがその後の肌を左右します。40歳を過ぎると、紫外線を浴びてできた色素沈着が完全に消えるのに365日以上かかってしまうという研究結果も! すでにできたシミには、色素排出を促すレチノールやAHA、サリチル酸などが効果的。