2/2『女の子たち風船爆弾をつくる』小林エリカ[著](文藝春秋)(提供:Book Bang)苛烈なカスハラ、劇場で作られた風船爆弾。今日と戦時下に刻まれた「傷」を描く二冊を紹介(レビュー)【関連記事】「最初は夜に書けなくて……」作家・千早茜と村山由佳が語り合った、歴史を書く重さと恐怖「ルールを軽やかに破る、かわいい不良に」宮田愛萌と千早茜が語った、小説に対する向き合い方【小林エリカ×柴田元幸】没後五十年以上を経て発見され全米でも大きな話題となった「メアリ・ヴェントゥーラと第九王国」に寄せて小林エリカが漫画の手法を駆使して放射能の歴史を綴った「光の子ども」百合でもシスターフッドでもない、名づけられない関係性 女性同士の支配と依存を描いた小説