バーの店主が厳選! おいしいジントニックが作れるジン
日本酒のような香りがユニーク。国産ジン「ナンバーエイト ジン」
T この蒸留所を運営しているのは、「リゴレット」などを手掛けるレストラングループで、横浜港の埠頭に蒸留所があります。ナンバーエイト ジンは、酒粕から粕取り焼酎という酒を造り、それがベースに。レストランで出るレモンの皮やアボカドの種、コーヒー豆などの廃棄される素材を漬け込み、造っているジンなんです。 A 循環させて、おいしいクラフトジンを造れるなんてよいことしかない! Z 香りが今までの二つと全く異なり、日本酒のような香りがする! ちょっとまろやかで、優しい甘みがあって飲みやすいです。このジンが選ばれた理由は、素材のユニークさでしょうか? T 二つ理由があって、一つは価格です。国産ジンが今とても価格が上昇しているなか、コスパが抜群。もう一つはレストラングループが造っているジンなので、食事と合うんですよね。ベースが焼酎なので、お刺身やお寿司など和食と合わせるのがおすすめ。 Z 私はおでんをいただきたいなと思いました! 【うち飲み向上委員会メンバー】 ◇武田光太「The World Gin&Tonic〔Antonic〕」店主 東京・中目黒で「The World Gin&Tonic〔Antonic〕」を日本初のジントニック専門店として2020年10月にオープン。世界40ヶ国、常時150種以上のジンを取り扱う。Antonicのすぐ隣には、姉妹店ボトルキープ専門店「BEEP / Bottle Keep Place」も。「バー・洋酒を愛する人の母数を増やす」ことを志し、バーにまだ行ったことのない若年層をメインターゲットに、バーカルチャーの発信を続ける。 「The World Gin&Tonic〔Antonic〕」 住所:東京都目黒区東山1-9-13(中目黒駅徒歩9分) 営業時間:平日/17:00-23:00LO、土日祝/14:00-23:00LO ◇ライターYOKOMIZO おいしいお酒とごはんのためなら、高い海外輸送費も厭わず即ポチ。苦手な家事は休日に大好物の泡を飲みながらやっつけます。最近は海外の料理番組を観て、妄想トラベル。 ◇エディターAKIYAMA お酒はもっぱら外でハシゴ酒だったのが、ここ3年でうち飲みの魅力に開眼! おいしいお酒を飲みながら、ほろ酔い気分で愛猫と遊ぶのが至福の時間。 photography:Local Artist,Kaho Yanagi text:Momoko Yokomizo