鉄板で焼くとんかつ!? 茨城の名産にフォーカスした人気企画がスタート
東京・六本木ヒルズ内にある「グランド ハイアット 東京」で、11月8日から1カ月間、茨城県産食材の新たな魅力を発見する食体験「グランド グルメ トリップ ~茨城~」が開催中。 【写真を見る】鉄板で“焼いた”とんかつ。茨城県の銘柄豚肉「常陸の輝き」
「グランド グルメ トリップ」とは、日本各地の良質な食材をグランド ハイアット 東京内の飲食店のメニューに取り入れ、その魅力を広めることで、地方で活躍している生産者を支援するプロジェクトだ。これまでに長崎県や香川県、新潟県、徳島県などをテーマに、フーディたちの間ではお馴染みの人気イベントとなっている「グランド グルメ トリップ」だが、今回の「グランド グルメ トリップ ~茨城~」はホテル内の鉄板焼「けやき坂」にて開催される。 料理長の本多良信が桜川市や笠間市、鹿嶋市など茨城県内の5カ所を訪れ、そばや栗、しらすなどの生産者と直接交流を重ねてきた。そこで聞いた生産者の想いやこだわりを反映し、5種類の上質な食材をふんだんに使用して完成させたのが今回のメニューだ。 特に注目したいのが、茨城県の銘柄豚肉「常陸の輝き」をつかったオリジナルとんかつ。ロース肉に薄く衣をつけ、鉄板の上でゆっくりと揚げ焼きにして火を入れるため、やわらかく通常のとんかつよりヘルシーに、そしてサクサク食感の衣と軽い口当たりのとんかつに仕上がる。付け合わせには、鉾田市で栽培されたさつまいも「べにはるか」と、りんご「紅玉」を6時間蒸してつくったピューレが用意され、優しい甘さのさつまいもと甘酸っぱいりんごが豚肉と絶妙にマッチする。 茨城県の新たな魅力の発見するとともに、栗やさつまいもといった秋の味覚も味わえる今回のイベント。独創性あふれるひと皿ひと皿に、シェフの匠の技を感じられる。ぜひこの機会に“知らなかった茨城”に出会いたい。