「初の8強入りは必須事項だ」森保Jの現在地を海外メディアが分析。日本人選手の変化も指摘「良い意味での傲慢さもある」
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で圧倒的な強さをみせている日本代表。他国を寄せ付けない戦いぶりを披露していることで、海外では日本が目標に掲げる「W杯優勝」への可能性についても論じられている。 【動画】日本の快進撃が始まった中国戦、衝撃の7発! 米スポーツ専門局『ESPN』では11月22日、日本代表の特集記事を配信。日本サッカー協会の「2050年までのW杯優勝」という目標に対する“現在地”について、様々な角度から分析を行なっている。 同メディアは、現段階でのメンバーについて、欧州各国クラブでの主力選手が増えているなどタレントの充実ぶりとともに、「名前の豪華さだけでなく、選手たちがチームとしてどう機能するかが重要であることをこれまで証明してきた」と評価。だがその一方で、世界の強国と比較し、控えを含めた選手層が十分ではないと指摘。「現在の日本において、最も不足している部分」と綴っている。 また、2回目のW杯を目指す森保一監督の手腕、能力にも言及。その中では、アジア最終予選から本格的に3-6-1の戦術にシフトしたとして、「慎重さをかなぐり捨てた」などと、これまでとの違いを強調する。 同じく、チーム全体のメンタリティも変化が顕著であるとして、「彼らのプレーは自信に満ちている。良い意味での少しの傲慢さも漂う」と指摘。続けて「中国相手に7-0の大勝を収め、インドネシアには4点を叩き込んだ際も、試合の決着がついた後でも冷徹にゴールを狙い続けた」と振り返っている。他にも、「ペースを落とすことこそ、対戦相手に対する最大の無礼だと言わんばかりの姿勢だった」と現在の戦いぶりへの見解を示している。 同メディアは、「日本はそう遠くないうちに次のワールドカップ出場を確定させるだろう。そして、2年前の12月からどれほど成長したかを証明する場を得る」として、今予選は突破がほぼ確実と主張。そして、その先にある本大会に関しては、「まだ優勝はハードルが高いかもしれないが、初のベスト8進出は『必須』と言える。もし準決勝に進めば、サムライブルーは最終目標に向けて正しい道を進んでいることを示すだろう。たとえその目標が実現するのに2050年までかかるとしても」と綴り、トピックを結んでいる。 次回大会、またその先のW杯で、日本サッカーは最終目標にどれだけ近づけるだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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