百貨店のお歳暮商戦が本格化している。年末年始が９連休（１２月２８日～１月５日）となり、自宅で過ごす人が多くなると見込む各社は、自分や家族、帰省先に贈ることも想定したグルメギフトの品ぞろえを充実させている。
東京都中央区の日本橋高島屋は６日午前、本館８階にお歳暮のギフトセンターを開設した。有名フランス料理店が手がける牛タンと牛ホホ肉のビーフシチュー（税込み６４８０円）や、銀座の日本料理店の小鍋セット（同５４００円）など約４２００点（インターネットのみの販売を含む）を用意した。
担当者は「家族や親戚で集まる機会に召し上がってほしい」と期待する。
親戚へのお歳暮を選びに来た東京都内のパート女性（６８）は「節約生活の中、少しでも気持ちが明るくなる商品を贈ってあげたい」と話していた。
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