竜爪山に出かけた77歳女性一時行方不明 自力で下山し発見 「雑談していたら遅くなった」
静岡市駿河区に住む70代の女性が9日、静岡市葵区の竜爪山(標高1051m)に出かけたあと一時行方不明となり、警察の山岳救助隊が出動しました。女性はけさになって自力で下山し無事が確認されました。 「もうダメかと…」駅のホームで倒れ心筋梗塞…3日間意識不明 イギリス人男性を救った奇跡の救命リレー 警察によりますと、一時行方がわからなくなっていたのは静岡市駿河区に住む77歳の女性で、9日午前自宅に「竜爪山に登山に行く」「暗くなる前に帰る」などの書き置きを残して出かけました。 しかし暗くなっても女性が帰宅しないため家族が警察に通報し、10日朝、警察の山岳遭難救助隊4人が現地に出動しました。 救助隊が10日午前6時50分ごろ捜索活動を始めようとしたところ、自力で下山してきた女性を発見したということです。 女性は「別の登山客たちと挨拶や雑談をしていたら遅くなってしまい、無理して下山するより明るくなるのを待った方がよいと判断をした」などと話しているということです。 女性は厚手の登山服を着て食料も持っていたため、体調不良やケガはなく無事に帰宅したということです。
テレビ静岡