島根県推薦校に大田 センバツ21世紀枠 中国大会で8強 /島根
島根県高野連は11日、来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」県推薦校に県立大田高(同県大田市、阿部志朗校長)を選出したと発表した。選手が地元中心の11人ながら今秋の中国地区大会で境(鳥取1位)を破り、ベスト8に入った点などが評価された。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 大田は、少人数ながら「走姿顕心(そうしけんしん)」を合言葉に日々の練習を工夫し、秋季中国地区大会で堅守と粘り強い攻撃で36年ぶりに地区大会で1勝を挙げた。 オフシーズンに小学生や園児を対象に野球教室を4回開催。6月には「大田市野球フェスティバル」に参加し、近隣高校と協同で小学生の野球教室の進行に携わり、公開試合も行った。 毎年多くの選手が国公立大に進学している点も評価された。 21世紀枠は12月13日に中国地区など全国9地区の候補校が発表され、来年1月24日、甲子園に出場する2校が決まる予定。【村瀬達男】