「2025」つながりでPR 坂本ケーブルが万博ヘッドマーク付け運行 比叡山鉄道
来年4月13日の開幕まで半年を切った2025年大阪・関西万博を盛り上げようと、比叡山鉄道(大津市)は、比叡山延暦寺と山麓の京阪坂本比叡山口駅付近を結ぶ坂本ケーブルで、万博のヘッドマークを掲出したケーブルカーを運行している。 同社が、万博を運営する公益社団法人「2025年日本国際博覧会協会」と広報・プロモーション参加協賛契約を締結したのにあわせ、今回の取り組みを企画した。万博が閉幕する来年10月まで運行する予定。 万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を発信するため、坂本ケーブルの1号車「縁号」と2号車「福号」のヘッドマークに、それぞれ万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を使った異なるオリジナルデザインを採用した。 運行区間はケーブル坂本駅―ケーブル延暦寺駅で、運行時刻は午前8時~午後5時半(12月~翌年2月は午前8時半~午後5時)。30分間隔で運行している。 日本最長の2025メートルを誇る坂本ケーブルと、2025年大阪・関西万博を絡めてPRするため、同社は「大阪・関西万博は2025年! 坂本ケーブルも2025m!」をキャッチフレーズにした会社広告も発信していく。担当者は「大阪・関西万博開幕までいよいよ半年を切ったことを契機に、滋賀県から万博を発信したい」と話している。