暴力団であることを隠して 祭りで露店を出す権利を不正取得 暴力団幹部ら4人を再逮捕(静岡・磐田警察署)
暴力団であることを隠して「浜松まつり」で露店を不正出店したとして逮捕された国領屋一家の総長ら4人が、2024年4月の「いわた大祭り」でも露店を不正出店したとして再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、指定暴力団・六代目山口組二代目国領屋一家の総長(55)ら4人です。 警察によりますと、4人は4月、磐田市内で開催された「いわた大祭り」で、戸塚容疑者が暴力団であることを隠し、「いわた大祭り実行委員会」から露店を出店する権利をだまし取った疑いがもたれています。出店した露店は10店以上で、売り上げは、合わせておよそ100万円に上るとみられています。 戸塚容疑者らは、2024年の浜松まつりで同様に出店の権利を不正に取得した疑いで逮捕され、警察が組事務所に家宅捜索に入っていました。 警察は、売上金が国領屋一家の資金源になっていたとみて、ほかの祭りにも出店していた可能性も含め調べを進めています。