約90%!「優待利回り」がもっとも高い会社はどこ?
会社四季報オンライン編集部がお届けするトリビアクイズ。あなたのカイシャに関する雑学力アップにお役立てください。 「優待利回り」とは、金額換算できる株主優待品だけを対象に、換算した金額を株価で除して算出した数値。この数値が高いほど、株主優待がおトクであるといえます。「配当利回り」と「優待利回り」を合算して、実質利回りということがあります。 2位のJトラスト(8508)は、100株以上保有の株主に対して3万円相当の金券が贈呈されます。これは同社が経営するDSクリニック(メンズ・レディース痩身、AGA、美肌施術など)で4万円以上のプランを購入する際に使える金券です。 3位のサイバーダイン(7779)の株主優待は、自宅で介護ロボットを利用する場合の値引き券です。 では「優待利回り」がトップの銘柄はどこでしょうか。 ■正解 Aoba-BBT 正解は、経営コンサルタントの大前研一氏が1998年に設立した遠隔マネジメント教育企業のAoba-BBT(2464)です(旧社名はビジネス・ブレークスルー)。 対象となる株主の保有株式数に応じて、同社が提供する教育プログラムを優待価格で受講、利用できるほか、オンライン英語バイリンガル育成スクール(GO School)の入学金免除などさまざまなメニューが用意されています。詳しくは 会社四季報オンラインの株主優待ページ をチェックしてください。 ちなみに、優待利回りを算出する計算式は次のようになります。 (株主優待の金額換算額÷売買単位)÷株価×100 会社四季報オンラインでは、金額換算可能なもののみを対象に計算しており、全銘柄を対象としていません。また、金額換算可能な場合でも、高額商品が対象の際は除外していることがあります。 金額換算は1売買単位の株数を保有していた場合に、そこから得られる株主優待品について、年換算して計算しています。例えば、1売買単位を超える株数を保持していることを条件とする株主優待では優待利回りを計算しません。 いかがでしたか? 次回のクイズもお楽しみに! ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
会社四季報オンライン編集部