【速報】障害者アート分野で著名、前法人理事長に損害賠償命じる 元職員から「性暴力やセクハラ受けた」
障害者の文化芸術活動推進に取り組む社会福祉法人「グロー」(滋賀県近江八幡市)の前理事長から性暴力やセクハラを繰り返し受けたとして、元職員の女性ら2人が前理事長とグローに計約4200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(野口宣大裁判長)は24日、前理事長に220万円、グロー側に440万円の支払いを命じた。 前理事長は障害者アート分野の支援活動で著名で、厚生労働省の社会保障審議会障害者部会や、内閣府障害者政策委員会委員などを務めていた。 訴状によると、元職員の女性は前理事長から出張先のホテルで胸や下半身を触られたほか、グローと提携関係にある別の社会福祉法人の女性幹部は、ホテルで上半身を裸にされるなどしたとして、損害賠償を求めていた。