【天皇賞秋】ノースブリッジ&ホウオウビスケッツの奥村武厩舎2騎は充実一途で火曜朝も順調そのもの
[GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] 美浦の奥村武厩舎は2頭出し。ノースブリッジ(牡6)に岩田康誠、ホウオウビスケッツ(牡4)に岩田望来と、父子ジョッキーを起用することでも注目を集めている。 GⅡ札幌記念勝ち馬で昨年10着からの巻き返しを図るノースブリッジは22日、坂路で調整。「海外遠征を経験して、多少のことでは動じなくなり、思っていた以上に精神的に成長できました。体もしっかりして、ここにきて心身のバランスが良くなってきましたね。トモがしっかりして、乗っていて横ブレが少なくなり、その分、推進力が増しています」と杉木助手は6歳を迎えての充実ぶりを強調した。 一方、ホウオウビスケッツは今夏に巴賞とGⅢ函館記念を連勝し、前走のGⅡ毎日王冠でも2着と好走が続く。こちらもこの日は坂路での調整。「前走は夏負け気味でありながら賞金を加算できました。今回は前走より調子が上向いて、状態がいいですね。1走ごとに力をつけて、まだ成長すると思います。ジョッキー(岩田望)は乗りやすいと言ってくれていますし、このメンバーでどれだけやれるか楽しみですね」と中尾助手は古馬相手で初のGⅠに期待を寄せた。
東スポ競馬編集部