阪神・佐藤輝 2番で安打 ノーステップで快音「重心、体重移動ができれば上げなくてもいい」今後も試行錯誤へ
「阪神紅白戦、白組0-0紅組」(3日、安芸市営球場) 阪神・佐藤輝明内野手(25)は紅組の2番で先発し、1安打を放った。 六回1死。石黒の内角球を振り抜くと、鈍い音を残した打球が中前で弾んだ。「詰まりながら持っていけたので。次はもっといい当たりを打ちたいなと思います」。安芸に駆けつけたファンを喜ばせる一打に表情を緩めた。しかし、引き分けのため両チームに罰走が課され「勝ちたかったですね」と苦笑いも見せた。 紅白戦ではノーステップに近い打撃フォームでスイング。「しっかり重心、体重移動ができれば(右足を)上げなくてもいいかなと思うので。そこは練習や実戦の中で考えてやりたい」と今後も試行錯誤していく考えを明かした。攻撃的な打順での起用を検討する藤川監督の期待に応える打撃を目指していく。