1年目のゴール数はドログバを上回る N・ジャクソンが目指すチェルシーのレジェンドストライカー超え
今季17ゴールをマーク
昨夏にビジャレアルよりチェルシーにやってきたセネガル代表FWニコラス・ジャクソン。 [動画]プレミア3連勝をマーク 好調チェルシーが逆転勝利でノッティンガム・フォレストを撃破 決定機を外すシーンも目立ち、チェルシーは今夏にトップクラスのストライカーを獲得すべきであるという声も挙がっている。そんななか、『Mirror』はチェルシーのレジェンドであるディディエ・ドログバの1年目と比較している。 チェルシーで公式戦381試合に出場し164ゴール88アシストという記録を残したドログバ。まさにレジェンドと言われる数字を残しているが、加入1年目の2004-05シーズンは公式戦41試合で16ゴール9アシストだ。ジャクソンはここまで公式戦42試合で17ゴール6アシストをマークしており、ドログバの1年目よりもゴール数は多い。 2年目に公式戦41試合で16ゴール16アシストをマークしたドログバは3年目に33ゴール11アシスト、2009-10シーズンには37ゴール16アシストをマーク。レジェンドのドログバも少しずつ数字を伸ばしていったことを考えてもジャクソンの17ゴール6アシストは1年目にしては上出来だと言える。 またチェルシーは現在移行期であり、チームもまだ改革途中だ。苦しいシーズンを送りながらもストライカーのジャクソンは批判の中、ゴールを決めている。決定機を外すシーンも確かに見受けられるが、裏への抜け出しやゴール前での脅威は試合を重ねるごとに増しており、頼りになる一面も見せるようになってきた。 今夏にストライカーを獲得するのかどうかはまだ不明だが、ジャクソンの成長もチェルシーとしては期待したいところだ。今シーズンのチェルシーの試合も残り2つ。ドログバを超えるストライカーを目指すジャクソンはゴール数をどこまで伸ばし、1年目を終えることができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部