地元メキシコ、9番ぺレスの逆転満塁弾でオランダに劇的勝利…「負ける気持ちは決してなかった」
【グアダラハラ(メキシコ)=平沢祐】野球の国際大会「ラグザス プレミア12」は13日(日本時間14日)、メキシコで1次ラウンドA組の2試合が行われ、ベネズエラは5―2でプエルトリコに、メキシコは8―6でオランダに、それぞれ逆転勝ちした。台湾のB組は14日、韓国とキューバ、ドミニカ共和国と台湾が対戦。13日の豪州戦(バンテリンドームナゴヤ)で9―3と白星発進した日本は、15日に韓国と対戦する。 【写真】侍ジャパン、オーストラリアに大勝
メキシコ8―6オランダ
地元メキシコは劇的に勝利をたぐり寄せた。2点を追う八回、四球を足がかりに満塁とすると、9番ペレスが放った鋭い打球は右翼スタンドへ勢いよく飛び込んだ。一時はオランダに4点リードをひっくり返されて静まりかえっていた観客席が一転、お祭り騒ぎに。ペレスは「負ける気持ちは決してなかった。我々は勝つつもりだった」と胸を張った。(平沢祐)