行政が開く婚活イベント…講師は“婚活界のカリスマ”「男子は狩人にしないと」 2~40代未婚の3人に1人が交際未経験 静岡市
行政が企画する『婚活イベント』
少子化の一因ともなる、若者の恋愛離れ。行政にとっても大きな課題です。 静岡市 難波喬司市長:「日本の場合は結婚してから子どもが生まれるというケースが多いので、婚姻率が低いことが少子化につながっています」
少子化に歯止めをかけようと、静岡市が取り組んでいるのが婚活イベントです。 静岡市青少年育成課 繁竹三千代課長:「民間と違って、参加費が大変リーズナブルであることや、行政が行うことの安心感。行政へのイベントの参加によって、今度は民間の方にも参加しようという気持ちになる参加者もいらっしゃいます」
2016年から婚活イベントを100回以上開催し、参加者はのべおよそ3000人。参加者全体の30%に当たる485組がマッチングしています。2月開かれた今年度最後のイベントには、25歳から39歳までおよそ40人の男女が参加。セミナーとマッチングイベントがセットになっていて、参加費は1000円。男女とも定員20人を上回る応募があったそうです。 会社員(20代男性):「婚活イベント自体はあまりなくて、そろそろ年齢的にも始めてみようかなと思って応募しました」 福祉関係(30代男性):「介護職の中には若い人もいるのですが、大体は結婚されている人が多い。(市の主催で)安心感はあるのと、料金設定がしっかりされている」
講師は“婚活界の瞬間接着剤”と呼ばれる荒木直美さん
セミナーの講師を務めるのは、婚活コーディネーターの荒木直美さん。キャリア20年以上、これまでに成立させたカップル数はなんと2000組を超えるといいます。 その手腕から、“婚活界の瞬間接着剤”と呼ばれています。 婚活コーディネーター 荒木直美さん:「ちゃんと接着剤を用意してきていますので、もうくっつけたくてうずうずしています」