【腕に纏う芸術】アントワーヌ・プレジウソ「シエナ」新色は、あのイタリアの美しい青い空
天才時計師、アントワーヌ・プレジウソ氏が訪れた伊・シエナで魅せられたものとは?
クラシックなローマン数字インデックス、美しく飾られた装飾針、ラウンドケースを強調するためラグがなく、リュウズも少しケース内部に収納されている品の良さ、そして、シエナの青い空をイメージした初のブルー マザー・オブ・パールダイヤル……。 【画像】天才時計師が手がけるアントワーヌ・プレジウソ「シエナ」の新色を見る 天才時計師として名高いアントワーヌ・プレジウソ氏が手がける「シエナ」が誕生から30年以上の時を経てオリジナルデザインの復刻限定モデルが登場。新色のブルー マザー・オブ・パールダイヤルが5月24日(金)に発売。 男女ともに身につけられるジェンダーレスモデルです。
華麗なデザイン、魅力的な複雑機構、最高の仕上げが賞賛されるアントワーヌ・プレジウソとは
アントワーヌ・プレジウソは、1957年、スイス・ジュネーブ生まれ。“プレジウソ”という名字はイタリア語で“貴重な”という意味で、彼は幼い頃から時間の尊さを感じていたそうです。 時計製作に心を奪われた彼はジュネーブ時計学校に入学。5年間に渡る時計修復師としての修行を積み、輝かしい成績を残し首席で卒業。 その後、ジュネーブ最大の高級時計ブランド、権威あるオークション会社で、世界最高峰の時計に携わることで、歴史と数世紀に渡る時計技術の知識を深めました。 そして、1981年に初の時計工房をジュネーブにオープン。1989年には、高級時計ブランドの依頼を受けて複雑時計の製作に取り組み、世界で最も複雑な腕時計ミニッツリピーターパーペチュアルカレンダーを製作します。 さらに2002年に、世界初のメテオライト(隕石)を時計のケースに採用した時計を発表。同年にはハリー・ウィンストンと独立時計師のコラボレーションによる革新的な超複雑機械式時計「オーパス」で、その第2作となる芸術性の高いトゥールビヨンの開発・製作を担当しています。 2015年には、息子のフローリアンと長年に渡る精力的な共同作業から生まれた「トゥール ビヨン オブ トゥールビヨンズ」Cal,AFP–TTR3Xを発表。同年、この複雑機構は時計界で最も権威のあるプライズ「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)」 で、“イノベーション ウォッチ賞”と、“パブリック賞”をダブル受賞しています。