「もやしダイエット」の効果は? 管理栄養士がおすすめする取り入れ方や注意点を解説
もやしダイエットって知ってる? もやしは低カロリーで健康によいということは聞いたことがあるけれど、実際のところ、その効果的な取り入れ方はあまり知らないという人も多いのでは? 【写真】ダイエット中は絶対に避けるべき超高カロリーメニュー10選 そこで今回は、管理栄養士のマリー秋沢先生が「もやしダイエット」について教えてくれた。 ▼マリー秋沢 管理栄養士、調理師、健康料理研究家。有限会社ビューティーニーズ代表、一般社団法人日本ニュートリションフーズ協会代表理事。アメリカ・ミシガン州生まれ。上智大学国際教養学部卒業。元ミスユニバース近畿代表。
もやしダイエットのメリット
もやしの最大のメリットは、低カロリーでありながら満腹感を得やすい点です。また、調理が簡単で、価格も安く手に入りやすいことから、日常的に続けやすい食材です。さらに、上記の栄養素を摂取できるため、健康的なダイエットをサポートします。
もやしはダイエットに効果的?
もやしは、低カロリーかつ満腹感が得られるため、食事量を減らしやすくダイエットに効果的です。とくに、食物繊維が多いため、消化を助けて便秘を防ぎ、血糖値の上昇をなだらかにします。よって体重管理に役立ちます。また、もやしは水分が多く含まれているため、満足感を得ながらカロリー摂取を抑えることができます。 【管理栄養士がおすすめする「もやしダイエット」のやり方】 もやしダイエットは、通常の食事に適度に取り入れる方法がおすすめです。以下のような方法で無理なく継続できます。 1.主食の一部をもやしに置き換える 「ご飯や麺類の量を減らし、その代わりにもやしをプラスすることで、カロリーを抑えつつ満足感を維持できます」 2.もやしをスープやサラダに取り入れる 「低カロリーの具材としてスープやサラダに加えることで、栄養バランスの取れた食事を楽しめます」 3.もやしとタンパク質・炭水化物の組み合わせ 「例えばラーメンなどの麺を食べる際には、もやし大盛りを注文することがおすすめ。さらに、チャーシューなどのタンパク質も、もやしと最初に食べることで、麺を食べた時の血糖値の上昇をなだらかにすることができます。血糖値の乱高下、インスリンの過剰分泌を防ぐことで、太らない食べ方といえます」
もやしダイエットの注意点
もやしだけに偏った食事は栄養の偏りを招く恐れがあります。もやしはビタミンやミネラルが豊富ですが、もやしだけ大量に食べる、などのダイエットは避けましょう。また、もやしは水分が多い分、食べた直後は満腹感がありますが、長時間の腹持ちは期待できません。そのため、タンパク質などを含む食品と組み合わせて食べることが大切です。