チーム練習の欠席が続くケビン・デュラント、アメリカ代表を指揮するスティーブ・カーは意に介さず「彼は大丈夫だと確信している」
デュラントに代わるメンバーの招集は考えていない
バスケットボールアメリカ代表は明日、オーストラリア代表と国際強化試合を行う。先日のカナダ代表との試合は序盤に0-11のランを受けて苦戦したものの、強固なディフェンスを軸に86-72で勝利した。 パリオリンピック優勝候補の力を証明したアメリカ代表だが、サンズのケビン・デュラントがふくらはぎの張りによりチーム練習に一度も参加できていないなど、不安要素もある。このままデュラントの調子が上がらないのであれば、代替選手を用意するべきと言える。実際に、膝に問題が生じたカワイ・レナードはカナダ戦の前に代表から離脱し、代わりにセルティックスのデリック・ホワイトが追加で招集されている。 それでも指揮官のスティーブ・カーはデュラントのコンディションを心配しておらず「彼は大丈夫だろうと確信している。だから、現時点では代替案について議論すらしていない」と言い、「ロスターを最終決定するまでまだ2週間ある。だから、毎日状況を見るだけ」と続けた。 カナダ戦後、レブロン・ジェームズは「何事もディフェンスから始まる」と言い、守備の大切さを強調した。NBAのトップ選手を擁するカナダを72点に抑えたそのディフェンス力は間違いなくアメリカ代表の武器だ。NBA最強のスコアラーであるデュラントがコンディションを上げそこに加われば、アメリカ代表に死角はなくなる。
バスケット・カウント編集部