ドイツ代表のW杯優勝メンバー、ダニエル・タイスがペリカンズへ移籍
7月9日(現地時間8日、日付は以下同)。フリーエージェント(FA)のダニエル・タイスが、ニューオーリンズ・ペリカンズとの1年契約に合意したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。 32歳のタイスは、NBAキャリア7年目を終えた203センチ111キロのセンター。昨シーズンはインディアナ・ペイサーズで1試合へ出場後、2023年11月16日にウェイブ(保有権放棄)され、同18日にロサンゼルス・クリッパーズと契約。 クリッパーズでは59試合へ出場し、平均17.1分6.3得点4.1リバウンド1.0アシスト0.9ブロックにフィールドゴール成功率53.6パーセントをマーク。ドイツ代表で主力を務める男は、昨年の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で優勝を経験し、今月下旬にはパリオリンピックへ出場する。 タイスが加わるペリカンズは、ザイオン・ウィリアムソン、ブランドン・イングラム、CJ・マッカラムに加えて、アトランタ・ホークスとのトレードで即戦力コンボガードのデジャンテ・マレーを獲得。 ただその一方で、ヨナス・バランチュナスがサイン&トレードでワシントン・ウィザーズ、ラリー・ナンスJr.とコディ・ゼラーがマレーとのトレードでホークスへ移籍し、ビッグマン陣が入れ替わった。 今シーズンのペリカンズは、今年のドラフト1巡目21位で指名した211センチのイブ・ミッシ、ベテランのタイスを中心にセンターを回していくことになりそうだ。
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