「本当に自分の子なのか」DNA鑑定したいとき、波風を立てずに妻を納得させる言い方は? ひろゆきの使える“ズルい”言いまわし
仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。 どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。
DNA鑑定をパートナーに承諾してもらう言葉
結婚前に妻の浮気が発覚して破局寸前になったこともあり、子供が生まれてからもずっと「本当に自分の子供なのか?」という疑念が晴れない。子供が自分に似ていない気がしてしまい、念のためにDNA鑑定をしたいのだが、どう伝えれば受け入れてもらえるのか?
相手が冷静に受け止められるかたちで、検査の意図を伝える
親子における血縁関係の有無を知りたいと考えたとき、真っ先に思いつくのがDNA鑑定ですよね。 でも、夫から妻に「父子関係のDNA鑑定をしていいか?」なんて言ったら、相手が気分を害すのは当然です。場合によっては逆ギレされて修羅場になることもあるかと思います。 「やましいことがないなら問題ないのでは?」と考えがちですが、それは男性側の一方的な考えです。そもそも父子のDNA鑑定をするということは、相手の浮気を疑っていることに直結します。つまり、浮気をしていようがしていまいが、話を持ち出した時点で、女性が気分を害することには変わりはないのですね。 なので、相手も冷静に受け止められるかたちでDNA鑑定をしたい意図を伝えないといけません。例えば、「遺伝子検査で先天性の病気の傾向もわかるから、家族全員のDNA鑑定をしてみよう」とか、丁寧に聞いたほうがいいです。視力やアレルギーなどは環境因子もありますが、遺伝因子も影響しているのは研究で出てきているので、自分がもっているアレルギー症状のことなどを例に出しつつ、DNA鑑定を勧めてください。 そうやって同意のうえでサンプルを手に入れられれば、親子関係の鑑定もできてしまいます。 ただ、「真実を知りたい」のと、「妻に説明をする」というのは別問題です。真実を知ることだけが目的なら普通に販売されているDNA鑑定キットを使い、自分と子供のサンプルを取って検査機関に送ればいいだけ。いろいろな観点から妻側の承諾が必要な話もあったりするのですが、実際には妻の承諾を得る必要もなくできてしまうところは多いです。 その結果を見て、実際に父子関係であることがわかれば何も言う必要はありませんし、どういう行動をとるかは人それぞれです。 ただ、忘れてはいけないのは、どのような結果になろうとも子供に罪はないということ。仮にネガティブな結果でも、最大の被害者は夫ではなく子供です。