【下関ボート SGチャレンジC】竹村誠二の〝超イイ値〟は寺田祥 GP出場へ「一歩一歩、仕上げて」
ボートレース下関のSG「第27回チャレンジカップ」がG2「第11回レディースチャレンジカップ」との並行開催で、19日に開幕した。竹村誠二記者の「超イイ値」は地元・山口の寺田祥を取り上げた。 しっかり歩みを進めていく。現在の寺田祥は賞金ランク34位。「グランプリ」出場は優勝条件となる。「そこはエンジンが出ないとね。初日に部品を換えて乗ったけど良くなかったので、結局は元に戻した。足の特徴もないし、まだ優勝とか言える段階ではないよ」と慎重なコメントだった。 そうは言っても今回は地元の下関が舞台となる。2020年のSGメモリアルV、3回のG1Vを含む通算14V、現在も4節連続優出中だ。「メモリアルの時はエンジンが出ていた。あれくらい出てくれればいいけど、あんなんは10年に1回」と話すが、とにかく下関ではめっぽう強いテラショー。4年ぶりのグランプリ出場へ期待は大いに膨らむ。 迎えた初日7R。4カドから「スリットでは全速」とコンマ07の快ショットを決めて捲りを敢行した。5コース土屋智則の捲り差しこそ許したがレースの起点となり、道中も島村隆幸との2着争いを制するなど上々の滑り出し。「一歩一歩、仕上げていきたい」。Vロードを着実にまい進していく。 【竹村の狙い目】7R。ズバッと差し抜けて。<5><4>、<5><1>流し。12R。こん身のスタート攻勢を見せる。<2><3>、<2><5>流し。 ◇竹村 誠二(たけむら・せいじ)今年は初めて推しバンドのツアー(5都市)全通を果たした46歳。しっかり心の充電もできたので、今節は頑張りたい。