徳島、外国籍選手2名が契約満了…3年間在籍のGKスアレス「自分の家に居るような感覚がありました」
徳島ヴォルティスは21日、同クラブに所属するGKホセ・アウレリオ・スアレスとFWチアゴ・アウベスについて、2024シーズンをもって契約満了となったことを発表した。 【ハイライト動画】徳島、最終節は栃木とスコアレスドロー スアレスは1995年12月18日生まれの現在28歳。スペイン出身のGKで、育成年代ではバルセロナのカンテラ(育成組織)に所属し、バルセロナBでは公式戦通算51試合のゴールマウスを守った。その後は母国のペララーダ、ジローナ、ジムナスティック・タラゴナ、アルコルコンを渡り歩き、2022年に徳島へ完全移籍加入。シーズン開幕後の加入となったものの、即座に正守護神の座に着くと、3シーズンにわたって徳島のゴールマウスに君臨。徳島では公式戦通算93試合に出場した。 退団に際し、スアレスは徳島を通して次のようにコメントを発表。ファン・サポーターへの感謝の思いを明かすとともに、今後のクラブの発展を願って言葉を綴った。 「家族と共に来日したその日から私たちを支えてくださった全てのサポーターの皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで、私たちはいつも自分の家に居るような感覚がありました」 「これからは、徳島ヴォルティスのファンであり続けますし、このクラブの未来に幸せがあることを願っています。別々の道を歩んでいくことに関しては残念に思いますが、サッカーと人生はそういうものです。ARIGATO」 T・アウベスは1993年1月12日生まれの現在31歳。母国のブラジルでキャリアをスタートさせると、複数のクラブを渡り歩いた後、韓国やサウジアラビアでのプレーも経験。Jリーグでは2017年に清水エスパルスへ期限付き移籍し、初来日を果たすと、以降Jリーグではサガン鳥栖、ガンバ大阪、ファジアーノ岡山でプレー。昨季限りで岡山を退団し、シャペコエンセに加わっていたが、今年3月に徳島への完全移籍加入が決まっていた。2024明治安田J2リーグでは19試合出場1ゴールを記録している。 徳島を離れることが決まり、T・アウベスもクラブを通してコメントを発表。「徳島ヴォルティスの選手の皆さん、スポンサーの皆さん、そしてファン・サポーターの皆さんへ、2024シーズンも応援ありがとうございました。思い出を胸に、これからもヴォルティスのJ1昇格を応援していきます!Deus abençoe.(神の祝福を)」と感謝の思いを記した。 2024明治安田J2リーグにおいて、徳島は16勝7分15敗を記録し、勝ち点「55」を積み上げて8位でシーズンを終えた。来季もJ2での戦いに身を置くことが決まっている。
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