家族と河川敷を訪れた11歳と5歳、自生の毒キノコ食べる…30分後に嘔吐や腹痛
兵庫県は29日、加古川市内で野生の毒キノコ「オオシロカラカサタケ」を食べた三木市の男児(11)と女児(5)が、嘔吐(おうと)や腹痛などの食中毒症状を起こしたと発表した。救急搬送されたが、快方に向かっているという。
発表では、27日に家族らと加古川河川敷を訪れた際、自生していたキノコを採って食べ、約30分後に発症した。
オオシロカラカサタケは夏から秋にかけて公園や庭などに自生。かさの直径や柄の長さは数センチで、表面は白地にうろこ状の褐色の組織片がある。食べると激しい嘔吐や下痢を起こし、神戸市でも2016年に中毒事例がある。