まだ発生していない台風3号 フィリピン東の海上の雲域 欧米予想で熱帯低気圧に発達の可能性 来週台風となって日本に影響は
LOW(黄):監視対象ではあるが、今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性は低い MEDIUM(オレンジ):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性も高まっているが、発達するには24時間以上かかる見込み HIGH(赤):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する見込み アメリカ海洋大気庁の予想では、フィリピンの東海上にある2つの熱帯じょう乱について進路予想を発表しています。このうちフィリピンのすぐ近くの方については進路予想はまったく定まっていません。いくつものラインが描かれているのはアンサンブル予報という手法です。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算した結果を示しています。進路予想の結果はバラバラでまだ予想が定まっていないことを示しています。 フィリピンから離れた方でも熱帯低気圧になって北上する予想も出ていますが、現時点ではまだ確定的な進路予想に言及する段階ではありません。 ■ヨーロッパの予想 来週熱帯低気圧として南西諸島方面は北上か ヨーロッパ中期予報センターが発表している予想データです。予想した日時の48時間以内に風速17m/s以上の熱帯低気圧が300km以内エリアに入る確率を示した予想図です。 来週23日(火)はフィリピンの東海上でやや確率が高くなってくるエリアがみられます。 25日(木)になると南西諸島付近を中心に確率がより高くなるエリアも現れます。確率的には60~70%よ高めです。 最終的に熱帯低気圧へと発達するのか、さらにそれが台風3号となるのかはハッキリしませんが、まもなく本州付近は梅雨もあけて夏本番となり、台風シーズンも本番を迎える時期となりそうです。 ※正式な台風に関する予報については気象庁が発表する情報を確認してください。
中国放送