「高校時代の元カレから手紙が届いて…」50歳が語る【3度目の結婚】|美ST
年齢を重ねると、恋愛や結婚の理想と現実について痛感したり、ただ一緒にいることのハードルが上がってしまったり。大人の恋は若い頃とはまた違う、覚悟や決意が必要なもの。現在50歳の中西さんは10年前に3度目の結婚。相手は高校時代の元カレでした。
高校時代の元カレの誠実さに心動かされ、3度目の結婚に踏み切りました
教えてくれたのは…主婦の中西麻奈美さん(50歳) 【DATA】 結婚歴:10年 プロポーズの言葉:結婚しよう。僕の全てをかけて幸せにします プロポーズの場所:ハワイのハレクラニフレンチレストラン お互いの好きなところ: (夫)気遣いができて優しいところ (妻)純粋で真面目。私の家族や友人を大切にしてくれる 出会いは青春真っ只中の高2の夏。江ノ島海岸で友達と写真を撮っている麻奈美さんに洋さんが「写真撮ろうか?」と声をかけ、グループ交際が始まりました。その後2人でデートを重ねるも、淡い恋は数カ月で終わることに。「2年後に偶然再会し告白されましたが、私は大学生で主人は浪人生、付き合うという選択肢はありませんでした」。社会人になりバリバリ仕事をしていましたが、麻奈美さんは27歳で1度目、37歳で2度目の離婚を経験。「2度の離婚で身も心もズタズタ、一人で生きていこうと決意した矢先、主人から手紙が。高校時代のピュアで優しい主人が懐かしくなり、会うことになりました。20年ぶりの再会は幼馴染みに会ったようで、辛かった出来事を主人に全て吐き出していました」「僕もその1年前に離婚を経験し、彼女の辛い気持ちを理解できたんです」。麻奈美さんは、かつて洋さんのことをソウルメイトのように感じていたことを思い出し、冷たく厚い氷に覆われていた心に、ほんのり日差しが当たったような感覚になったそう。 「末期がんだった父が亡くなる前に幸せな姿を見せたいという思いや、主人の純粋な愛に心を動かされ3度目の結婚を決意しました」「彼女が初恋の人でずっと忘れられなかったんです」。たくさん遠回りしましたが、最終的には運命の赤い糸で結ばれた2人。家族3人で穏やかに暮らす幸せを日々感じているそうです。