演技挑戦、結婚…わずか1年で環境が激変 32歳に訪れた大きな転機「女優と呼ばれるように」
結婚で家事にも挑戦「お姉ちゃんにも、作った料理を持って行ってあげたり」
プライベートでは23年5月に一般男性との結婚を発表。私生活面でも大きく環境が変化した。苦手意識のあった家事も積極的に行うようになったことで、「良い気分転換」になっているとも明かす。 「掃除、洗濯、料理と基本的にはなんでもやっています。稽古期間の時は別々で済ますこともありますが、早く終わった日は、家に帰って料理を作るようにしています。料理している時間って料理の味のことだけで、余計なことを考えなくて良いので、ストレス発散になっています。でも、昔から私を応援してくれている方は、今でも私がご飯を作っていることを信じてくれません(笑)。お姉ちゃん(=Perfume・あ~ちゃん)にも、たまに家で作った料理を持って行ってあげたりもしています。めっちゃ喜んでくれますね」 数年前には「全くなかった」という結婚願望だったが、愛犬を飼い始めたことで変化が生まれた。「何かを育てて、一緒に生活していくことってこんなにすてきなんだと思うようになりました。人生に1回ぐらいは結婚もしてみたいと思うようになりました。自分の子どももいつかは見てみたいです」。 夫の協力もあり、「仕事優先」の生活リズムには大きな変化はないというが、精神面での変化を感じることは多いようだ。「ふとした瞬間に、『私には帰る場所があるんだ』と思うことがあるんです。そう思えるようになったことで、何かに悩んでも『別にいっか』と消化できるようになりました。演技などいろんなことに挑戦できるようになってきたのも、無意識ですが結婚したことが影響している気がします」。 今後については「“女優・西脇彩華”と呼ばれるぐらいに演技を頑張りたいです」と明るく笑う。一方で、「今まで積み上げてきたものがあるからこそ、今の自分を表現できているので、そういう部分は大事にしたいです。仕事のジャンルよりも、人との縁などを大切にしていきたいので、いただいたお仕事は断らずに全部やっていきたいです」と感謝を忘れない。 西脇の中でも目まぐるしい変化が起こったこの数年。ここからさらに数年後には、想像もしていなかった未来が待っているかもしれない。 「環境が変わっていくことって、どんな形であっても1つも悪いことじゃないと思っています。うちの家族は、何か1歩踏み出せた時には、結果よりもその勇気を称えるような家族でした。これからも環境が変わっても、自分が納得できるような形で前に進んでいけると思います」 何が起こっても絶対に大丈夫――。どんな環境の変化もポジティブに受け入れることで、その先の未来が明るく照らされる。数年後にはどのような世界が目の前に広がっているのだろうか。