外国人観光客が日本ならではのサービスを活用 日本人も真似したくなる旅のライフハックとは
10月からは全国約300か所の空港や観光施設に、スマートフォンで送り状が発行できる「簡易伝票発行ツール」を提供。ホテルや観光施設などで、伝票記入に不慣れな外国人利用者の手間を省くだけではなく、混雑緩和やスタッフが項目の説明などにかけていた時間を軽減できるようになりました。 世界中から日本を訪れる人が増え、言語の壁などで受け入れ側の負担が大きいなか、こうしたツールは双方のストレスを解消するのに役立ちそうです。
真似したくなる 外国人観光客の活用術
多くの観光客が集まる大阪のなんば駅前営業所には、利用者自身が操作して荷物の預け入れや取り出しが可能な「バゲッジキーパー」を導入するなど、サービスを拡大している同社。外国人観光客の利用方法を例に、日本人も真似したくなる活用術を聞きました。 まず、年末年始に海外旅行などを楽しむ人に便利なのが、出発空港窓口での荷物受け取り。多くなりがちな旅の荷物を空港まで運ぶのは大変です。事前に搭乗する便を記載して発送し、チェックイン前に空港窓口で受け取れるサービスは旅行者に加え、海外で暮らす日本人が一時帰国で大量に購入したものを持ち帰る際にも活用されているそう。 また、日本各地をめぐる外国人旅行者ならではの工夫も。 「民泊を利用する場合、事前に荷物を送れないことがあります。荷物の発送・受け取りは全国どの営業所でも可能なので、すぐには使わないお土産や大きな荷物を営業所から営業所へ発送し、専用クロークのように使う方もいます」 金子さんによると、少ない手荷物での旅は買い物がはかどるようで、スーツケースに「お土産を継ぎ足して、次の拠点へ発送されるお客様が多いです」とのこと。外国人観光客の旅のライフハックは、身軽に旅をしたい日本人にも参考になりそうですね。
Hint-Pot編集部