「関心を再燃させた」 契約最終年に突入のASローマのパウロ・ディバラ、セビージャが獲得を夢見る? 「問題はスポーツ面」
セビージャが、ASローマに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの獲得を夢見ているようだ。スペインメディア『todofichajes.com』が、現地時間22日に報じている。ディバラの契約は、2025年6月30日までとなっており、今後の動向に関心が集まっている。 30歳のディバラは、2022年夏にフリーでユベントスからASローマへ活躍の場を移すと、昨シーズンは公式戦39試合に出場し、16ゴールと10アシストを記録。左利きのアタッカーは、今夏の移籍市場ではサウジアラビアのアル・カーディシーヤへの移籍が秒読み段階となっていたものの、最終的にはローマ残留を決断。今季はここまで8試合にピッチに立ち、1ゴールを奪っている。契約最終年を迎えている去就注目の背番号21には、直近2シーズンのラ・リーガで二桁順位に終わっているセビージャが、獲得を狙っているという。 同メディアは「セビージャは、パウロ・ディバラへの関心を再燃させたとのこと。アルゼンチンの選手は、過去の移籍市場でもセビージャの補強候補として名が挙がっていたが、最終的にはローマに留まることを選んだ」と、ガルシア・ピミエンタ監督率いるチームがディバラの動向を注視していると報じている。 ただ一方で「覚えておくべきは、他に興味を示しているのがアトレティコ・マドリードであり、彼らは再度実行に移そうとしている。セビージャは、競争が激しいためにこの移籍の難しさを認識しており、主要な競争相手に先んじるための準備を始めている」と記した上で「契約は2025年の6月までであり、経済的なニーズに適合する取引だ。しかし、問題はスポーツ面だ。ヨーロッパでの資格を得られない場合、アルゼンチン選手の獲得は難しいため、セビージャの今シーズンの運に依存することになる」と伝えている。果たしてディバラは、イタリアを離れてスペインでプレーする日がくるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部