矢野顕子とMISIAの絆 大トリ「紅白スペシャル2024」でコラボ
シンガー・ソングライターの矢野顕子(69)が、大みそかの第75回NHK紅白歌合戦(後7時20分)に初出演することが27日、同局から発表された。大トリを務めるMISIA(46)の「紅白スペシャル2024」でコラボレーションする。 矢野は1976年にアルバム「JAPANESE GIRL」でソロデビュー。それ以来、YMOとの共演や様々なセッション、レコーディングに参加し、独創的な音楽性で日本の音楽シーンをけん引した。 近年の活動としてはジャズピアニストの上原ひろみ、三味線プレーヤーの上妻宏光らジャンルを問わず、多くのアーティストとコラボレーション。米ニューヨーク在住だが、定期的に帰国して行う恒例のコンサート「さとがえるコンサート」は今年で29回目を迎えた。 MISIAには「希望のうた」(22年)を楽曲提供している。15日の「さとがえるコンサート2024」最終公演(東京・NHKホール)では、MISIAがスペシャルゲストとして出演し、2人は同曲と「ひとつだけ」を披露するなど、ライブ共演を通じて絆を深めてきた。 矢野は「今回、MISIAと一緒に、こんなに伝統あるステージに立てるのを光栄に思います。今から緊張していますが、私たちの音楽が皆さんの心にしっかりと届きますように頑張ります」とコメント。華麗な鍵盤さばきで視聴者を魅了してくれそうだ。
報知新聞社