GK山田元気が後半ATに渾身のPKストップ! 秋田はFW梶谷政仁弾を守り抜いて仙台との“東北ダービー”を制す
[10.6 J2第34節 仙台 0-1 秋田 ユアスタ] J2リーグは6日、各地で第34節を開催した。11位ブラウブリッツ秋田は敵地で6位ベガルタ仙台と対戦し、1-0で勝利した。 【写真】Jリーグ歴代最強の助っ人…元浦和エメルソン氏の現在の姿に反響「うおお」「随分…」 J1昇格プレーオフ出場に向けて2連勝を狙う仙台と秋田の“東北ダービー”。試合はアウェーチームが先にスコアを動かした。 秋田は前半7分、左サイドでボールを受けたFW小松蓮が左足でクロスを入れると、走り込んだMF畑潤基のヘディングシュートはGK林彰洋に阻まれるも、跳ね返ったところをFW梶谷政仁が押し込み先制に成功した。 その後は仙台が攻勢に転じる。前半18分のMF鎌田大夢、同21分のFW中山仁斗のシュートは惜しくも枠の外。ボールを握って同点ゴールを目指したが1点ビハインドのまま前半を折り返した。 後半は一進一退の展開となった。追加点が欲しい秋田は同13分に3枚替えを行い、MF水谷拓磨、小松、MF藤山智史を下げてFW佐藤大樹、FW吉田伊吹、MF諸岡裕人を投入。攻撃の活性化を図る仙台は同17分にFW中山仁斗に代えてMF相良竜之介をピッチへ投入した。 仙台は前半アディショナルタイム3分、MF松下佳貴のパスをペナルティエリア内右で受けたDF真瀬拓海がゴールネットを揺らすも、ここはオフサイドの判定で得点は認められなった。 仙台は後半アディショナルタイム5分に真瀬がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得したが、キッカーを務めたFW梅木翼のシュートはGK山田元気がストップ。秋田が1-0で逃げ切り、2連勝を飾った。