森且行 17日「情熱大陸」出演 SMAP脱退、大ケガ…「もう一度日本一へ」奇跡の復活劇とその舞台裏
元SMAPでオートレーサーの森且行(50=川口)が17日放送のMBS・TBS系「情熱大陸」(日曜後11・00)に出演する。キャッチコピーは「夢はただひとつ『もう一度日本一』奇跡の復帰と“俺の生きる道”」。アイドルグループ「SMAP」を脱退してまで望んだ道、レース中の落車で選手生命はおろか命の危機に直面しても諦めなかった舞台裏を放送する。 【写真】1992年、森脇健児(後列左から2人目)、森口博子(同4人目)らと新曲「音松くん」を発表するSMAP(前列左から)森且行、稲垣吾郎、中居正広(後列左から)木村拓哉、香取慎吾、草彅剛 川口オートレース場の森且行のロッカー室には、「俺の生きる道」と書かれたタオルが掲げられている。 アイドルグループ「SMAP」を脱退してまで望んだ道。また落車すれば今度こそ歩けなくなるかもしれないと分かっていながら、森は再び、大好きなオートレースの世界で闘い続ける道を選んだ。 両足に残った麻痺は一生治ることはないが森は宣言通り、大けがから2年3か月後にレーサー復帰。その後たった1年でトップランクのS級レーサーに返り咲いた。 そんな森は「怪我をしていなかったら、ここまで努力していなかったかもしれない。怪我のおかげでイチから頑張る覚悟が固まった」と前を向く。50歳の今の夢は、「もう一度、日本一の舞台に立つこと」。 約400人のレーサーがしのぎを削る勝負の世界で、足に後遺症を抱えながら頂点を目指すのは半端な覚悟ではなしえない。それでも森は「生きてさえいれば、人間死ぬまでチャンスがあるから」と語る。 今回は2023年2月放送の、復帰に向けた壮絶なドキュメントのその後。奇跡的に再びオーバルに降り立った男が、さらなる高みを目指して「俺の生きる道」を突き進む姿を追った。