ハース新代表に小松礼雄氏が就任!日本人技術者がチーム代表に…前任者ギュンター・シュタイナー氏は退団|F1
なお、シュタイナー前代表の声明は、ハース公式メディアでは記されていない。『F1』公式によると「シュタイナー氏とハース氏の間で話し合いが行われ、即時退任で合意に至っている」とのこと。 イギリス『BBC』は「シュタイナー氏の動向を受けて、ハース幹部のシモーネ・レスタ氏もチームを去った。シュタイナー氏とハースの契約はすでに満了しており、チーム側がシュタイナー氏との契約を延長しなかった」とも伝えている。いずれにしろ、シュタイナー前代表は低迷の責任を取る形でハースから去る運びとなった。 ハースは2018年にコンストラクターズ5位と躍進を見せたが、それ以降は苦戦を余儀なくされている。2019年と2020年は9位、2021年は10位(最下位)、2022年は8位とやや盛り返したものの、2023年は再びコンストラクターズランキングで最下位に転落していた。 新たに代表となる日本人技術者の小松礼雄氏は1976年生まれの47歳。これまでB・A・R、ルノー、ロータスなどで現場に携わり、2016年からはハースに加入。同チームではテクニカルディレクターなどを務め、第一線で手腕を振るっていた。 シュタイナー氏が退任となり、2024年のF1は小松新代表がハースを復活に導けるのかも大きな注目トピックとなる。
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