【ライブレポート】&TEAM、結成の地で決意新たに「日本でも世界でもトップになって活躍できる&TEAMとLUNEに」
&TEAMの結成2周年イベント「&TEAM 2nd Anniversary[縁 DAY]」が、昨日9月3日に東京・東京ガーデンシアターにて開催された。 【写真】2周年イベントで涙を見せた最年長のK ■ &TEAM結成の地に9人とLUNEが集結 会場となった東京ガーデンシアターは、ちょうど2年前の2022年9月3日にオーディション「&AUDITION - The Howling -」のファイナルラウンドが行われ、&TEAMが結成された地。メンバーにとってもLUNE(&TEAMファンの呼称)にとっても思い入れのある場所で、2周年記念公演が行われた。 イベントは&TEAMらしいエネルギッシュな魅力があふれる「Scar to Scar」のパフォーマンスでスタート。音源ではEJ、K、NICHOLAS、TAKIの4人だけが歌っていた楽曲「W.O.L.F. (Win Or Lose Fight)」もこの日は9人バージョンで届けた。 ■ 研究員になったりおそろいのチェリー衣装を着たり 今回のアニバーサリーイベントのテーマは「&TEAM研究所」。白衣を着て研究員となった&TEAMは、色分けられたチームごとにさまざまなゲームに挑戦する「化学反応テスト」で、新たな一面やチームワークを見せた。 続いて今回のイベントだけのスペシャルステージとして、ソロやユニットによるパフォーマンスを披露。EJとNICHOLASは、みかんといちごをイメージして自らスタイリングした衣装で登場し、pH-1「pH-1 - Cupid(Feat. PENOMECO)」をカバーして会場を盛り上げた。FUMAとKは、2人の魅力を存分に引き出すコレオグラフによる高度なパフォーマンスを披露。YUMAはソファに腰掛け、あいみょん「ハルノヒ」をしっとりと歌い上げた。 HARUAとTAKIは2人で買い物に行って購入したというおそろいのチェリーの衣装を着て登場し、YUI「CHE.R.RY」をスタンドマイクで歌唱。制服に身を包んだJOは藤井風「青春病」を力強く歌い、青春を感じるさわやかな風を吹かせる。ソロ、ユニットブロックのトリを務めたのはEJ、NICHOLAS、MAKIの3人組。EJのギターとNICHOLASのピアノによるスペシャルアレンジに乗せてMAKIがダニエル・パウター「Bad Day」を届けた。 その後、&TEAMは「五月雨(Samidare)」「青嵐(Aoarashi)」「War Cry」「FIREWORK」をメドレーで披露。最後にデビューEPのリード曲「Under the skin」を歌い、ステージを去った。 ■ K、涙ながらにデビュー前の苦悩を吐露 アンコールで&TEAMはTBSの特番「音楽の日」で披露し、話題を集めた藤井風「きらり」のダンスカバーでLUNEを沸かせる。続く「向日葵(Imprinted)」では、メンバーがステージから客席へと降りて、LUNEへの真っすぐな気持ちを歌い上げた。 最後の挨拶でEJは「僕たちがここで結成した瞬間を思い出したんですが、2年経って振り返ってみるとLUNEの皆さんのおかげで毎日が輝きました。これからも、10年も、100年も一緒にいてください」とコメントした。夜公演ではメンバーがしたためてきた手紙をLUNEにサプライズで披露。Kはその手紙で、周りの仲間たちがデビューしていく中で練習生として活動していた時期について「苦しい時期だった」と話し、「そんなときにいつも支えになったのはファンの方々でした」と涙を見せた。続けてKは「何より皆さんがいなければ、僕たちは日本からグローバルへ行くことはできません。僕たちの今の目標は日本で一番のグループになることです。いつか日本でも世界でもトップになって活躍できる&TEAMとLUNEになりたいです」とグループの飛躍をLUNEに誓った。 メンバー9人それぞれが手紙を読み上げたあと、LUNEはメッセージスローガンでサプライズ返し。感激した様子の&TEAMは、ともに変化し成長していく青春を表現した「声変わり」を披露し、2周年記念イベントの幕を閉じた。