福井だけじゃない! この夏訪れたい、日本の恐竜博物館3選
日本の恐竜博物館は、福井県立恐竜博物館だけではない。恐竜の骨格標本を展示している国内でお薦めの博物館を3つ紹介しよう。 【記事の画像をすべて見る】福井だけじゃない! この夏訪れたい、日本の恐竜博物館3選
国立科学博物館
一連の流れから知る、恐竜が生きた時代 1877年に創立された、日本で唯一の国立の総合科学博物館。恐竜から宇宙まで幅広い展示があり、常設展示の標本・資料数は約2万5000点にものぼる。地球の始まりから人類の誕生、その後の一連の流れが解説され、その中で恐竜がどのように生きたのかを知ることができるのは、ここならでは。展示は日本館と地球館に分かれている。日本館にある恐竜時代に海に生息したクビナガリュウ、フタバスズキリュウの骨格標本は必見。さらに地球館の「地球環境の変動と生物の進化のエリア」には、ティラノサウルス、トリケラトプスなどの骨格標本があり、子どもに人気のエリアだ。
国立科学博物館 住所:東京都台東区上野公園7-20 TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル) 開館時間:9時~17時(GW期間は19時まで) ※入館は閉館の30分前まで 休館日:月(祝日の場合は開館・翌火曜休)、害虫駆除期間、12/28~1/1 料金:一般¥630
北九州市立いのちのたび博物館
白亜紀の北九州を再現した、大迫力のジオラマ 2002年にオープンし、昨年リニューアルした自然史・歴史の博物館。自然史ゾーンには全長35mのディプロドクスや、史上最大級の翼竜ケツァルコアトルス、全長約15mの肉食恐竜スピノサウルスのレプリカなどの骨格標本が一堂に並ぶ。なかでも注目したいのが、エンバイラマ館のジオラマだ。約1億3000万年前の白亜紀前期の北九州を再現し、音と光に合わせ恐竜ロボットが動く。全長20mを超えるマメンチサウルス、福岡県から見つかったワキノサトウリュウなどが登場し、火山の噴火や嵐などの大迫力の8分間の演出が、多くの人を楽しませている。
北九州市立いのちのたび博物館 住所:福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1 TEL:093-681-1011 開館時間:9時~17時 ※入館は閉館の30分前まで 休館日:年末年始、害虫駆除期間 料金:一般¥600