’19センバツ盛岡大付 選手紹介/2 /岩手
<第91回選抜高校野球> ◇信頼厚い4番打者 小野寺颯斗(はやと)三塁手(2年) 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 苦しい試合でも強打で局面を打開し、チームからの信頼が厚い4番打者。昨夏の関東遠征で左膝半月板を損傷して「ベンチに入れない人の気持ちが分かり、感謝の心を持てるようになった」。昨秋の東北大会準決勝は3打数3安打の活躍。甲子園では「一人で育ててくれた母やキャッチボールをしてくれた祖父に一生懸命な姿が伝わるプレーをしたい」。 ◇球際に強い守備 峰圭哉遊撃手(2年) 「打ち勝つ野球」の口火を切る1番打者。守備では球際に強く、目標は「日本一の内野手」だ。週に一度つける野球ノートの表紙にも書き込み、自らを鼓舞している。俊足がそろう甲子園でも確実にアウトを取るため、三遊間のゴロでも素早く送球できるよう、ベンチプレスなどで筋力アップを図ってきた。「どの選手にも負けない守備を見せたい」 ◇チーム屈指の長打力 平賀佑東(ゆうと)左翼手(2年) チーム屈指の長打力を誇る。昨秋の公式戦は打率4割6分2厘、チームトップタイの12打点をマーク。この冬は納豆や卵などたんぱく質を意識してとり、肉体強化を図った。学校の授業でも集中力を発揮し、学業成績は野球部クラスのトップレベル。野球でも追い込む日を決めるなどメリハリを大切にする。「どんな相手でも『打ち勝つ野球』をしたい」 ◇パワーと俊足武器に 小川健成中堅手(2年) チームトップの筋力を誇り、昨秋の東北大会では唯一の本塁打を放った。ベンチプレスは110キロを持ち上げるまでになり、スクワットで下半身を鍛えてパワーアップした。昨秋の公式戦ではチーム最多の11盗塁と俊足でもある。座右の銘は「笑って生きろ」。厳しい環境でも笑顔を忘れないよう心がける。「甲子園で本塁打を打つ」と闘志を燃やす。=つづく