皇治の「蹴りのないブアカーオなんて」にブアカーオが「蹴りなしでもぶっ殺す」と怒りをあらわに【JMAEXPO】
日本の格闘技の魅力を世界へ発信するプロジェクト「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」の第1弾大会となる「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日会見が10月18日、横浜市内で行われた。 この日、試合順が正式発表されブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)と皇治(TEAM ONE)のボクシング特別ルールの試合が噂通りメインイベントとなった。 会見で皇治はカード発表会見同様、葉巻の煙をくゆらせながら登場。ブアカーオはこの皇治の態度に険しい表情を見せた。 実行委員を務める巌流島の谷川貞治プロデューサーを挟んでの会見で皇治は「言うことはなにもない。ささっと戦って、ささっと稼いで、能登半島にチャリティーをして、豪快に遊びに行こうと思っています」と語る。
ブアカーオは「今回はとてもうれしい。今までボクシングのオフィシャルの試合はやったことがないので、それはすごいと思う。いい試合を見せたいのでしっかり見ていてください」とコメント内容こそ穏便なものの、その表情は怒りに満ちたまま。 これで終了となったが、喋り足りない皇治が「蹴りのないブアカーオなんて、ただの芋けんぴみたいなもんやから。明日はばかばか打ち合うんで楽しみにしていてください」と言うと、マイクを要求したブアカーオは「蹴りなしでもぶっ殺す」と一言。 これに「めちゃくちゃ悪いやん、こいつ」と返した皇治。そして葉巻を吸ったままでのフェイスオフでは当然、副流煙を浴びることとなったブアカーオは腕を組み皇治をにらみつけた。 この日の皇治の振る舞いに完全に着火した格好のブアカーオ。明日は壮絶な殴り合いになることは必至の状況となった。