好調ラツィオ相手にビッグセーブのGK鈴木彩艶「神がかっていた。壮大なパフォーマンス」伊紙が絶賛…パルマ監督も評価 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、1日のセリエA第14節パルマ対ラツィオ戦(3-1)にフル出場し、ファビオ・ペッキア監督が見解を示したほか、現地メディアから賛辞が贈られた。 【動画】GK鈴木彩艶がラツィオ相手にスーパーセーブ!
今夏にシント=トロイデンからパルマに加入すると、リーグ戦では出場停止となったウディネーゼ戦を除く全試合に出場している鈴木彩艶。1日に行われたラツィオ戦にも先発出場し、ここまで5連勝と好調のマルコ・バローニ率いるチームを相手にビッグセーブを見せるなどして、3-1での勝利に貢献した。 パルマの指揮官ファビオ・ペッキアは試合終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、「不可能なシュートを止めたスズキ」について問われると、22歳の日本代表守護神のプレーを振り返った。パルマ指揮官は、80分に鈴木がエマヌエレ・ヴァレーリとの連携不足から招いた失点シーンを惜しむ一方、全体的なパフォーマンスを称えた。 「スズキは、ほぼ試合全体を通して、ラツィオからプレッシャーがかけられていて、プレッシャー下にあったが、チームは自らの武器で対抗しようと試みた。1つ残念なのは、失点のシーンの点の取られ方だ。だがスズキは非常に良かったよ。彼のパフォーマンスは非常にポジティブなものだった」 そんな22歳のパルマGKを、現地メディアはどのように評価したのだろうか。イタリアメディア『Mediaset』は、チーム内最高評価となったデニス・マンやアナス・ハジ・モハメドと並ぶ「7」と日本代表GKを評価。「(タティ)カステジャーノスへゴールをプレゼントしたが、彼の重要なテストを大きく汚すものではなかった。彼は決定的なビッグセーブを見せ、ゴール前で安定していた」と称賛した。 イタリア紙『Il Messaggero』は「7.5」とさらに高い評価を下し、ビッグセーブを絶賛した。 「カステジャーノスや(グスタウ)イサクセンの明らかな決定機においては(ボトンド)バログやヴァレーリに救われた。だが、52分、(アレッシオ)ロマニョーリのピンボールに対して、本能的に神がかっていた。(ルーム)チャウナに対しては、足、次はクロスバーの下でダイブと、2回セーブを繰り返した。チームの窮地で仲間を支え、壮大なパフォーマンスだった」 試合情報 インテル vs パルマ 試合時間:2024年12月7日(土)日本時間2:30 会場:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ