Spotify、「ミュージックビデオ」ベータ版を日本で提供開始
Spotifyが10月15日(火)より、新たに日本を含む85の国と地域のプレミアムユーザーを対象に、ミュージックビデオのベータ版の提供を開始した。 ミュージックビデオの対象となる楽曲は今後も拡大し、Spotifyプレミアムユーザーは数週間かけて、Spotify上でミュージックビデオを順次視聴できるようになっていく。 ユーザーはモバイル、デスクトップ、テレビデバイスでミュージックビデオを視聴可能。モバイルを横向きにするとフルスクリーン表示ができる。楽曲の再生画面からワンタップでオーディオとビデオの切り替えが可能で、新着ミュージックビデオや保存済み楽曲のミュージックビデオに関する通知を受け取れるとのこと。また、楽曲名やアーティスト名から簡単にミュージックビデオを検索することができる。 ■スポティファイジャパン音楽事業部門 統括 大西響太コメント Spotifyには、個人最適化されたリスニング体験やプレイリストを通じて新たなアーティストとの出会いを創出するだけでなく、出会ったアーティストへの興味を深められる仕掛けが多く揃っています。今回、アーティストの世界観が詰まったミュージックビデオがSpotify上で楽しめるようになることで、これまで以上にユーザーの音楽体験を充実させると同時に、アーティストにとってもリスナーとのエンゲージメントを高める存在になることを期待しています ■ミュージックビデオ追加による効果と影響 ・ミュージックビデオがSpotifyの音楽エコシステムに加わったことで、ユーザーは新たな音楽との出会いがさらに広がる。 ・新たに出会ったお気に入りの音楽のリピート再生や保存、シェアを促進。 ・過去ベータ版を展開した国と地域では、ミュージックビデオ視聴者の1週間以内の再生率が約34%高く、お気に入り追加や共有も約24%増加。 ・新たな出会いを生み出すだけでなく、アーティストとファンの距離をより近づけ、そのつながりをより長期的なものにすることにも寄与すると期待される。
Rolling Stone Japan 編集部