広島 異例ずくめの紅白戦 秋季キャンプ前に若手大集結 新井監督「今どういう感じなのか」チェック
広島の新井貴浩監督(47)30日、秋季練習が行われているマツダスタジアムで31日と11月1日に紅白戦を行うことを明かした。28日に閉幕したフェニックス・リーグに参加していた選手も出場する予定。若手が大集結し、現状を首脳陣に披露する。 異例ずくめの紅白戦となる。そもそも秋季練習で紅白戦を実施することが珍しい。指揮官は「今やっていること、取り組んでいることをピッチャーもバッターも実戦の場で今どういう感じなのかのチェック」と意図を説明。11月4日から日南で秋季キャンプが始まる中、「練習だけやっても課題が見えてこない。実戦の中で出た課題をやっていくという感じかな」とプランを立てた。 11月1日は雨予報。試合ができない可能性もあるため、31日の試合は12イニング制になる可能性がある。フェニックス・リーグ参加組も出場することから、「実際に久しぶりに生で見るから楽しみ」と心待ちにした。 「秋は若い選手が成長する時期」と語る新井監督。若手一人一人の現状に鋭い視線を注ぐ。