【速報】92歳の男をひき逃げ容疑で逮捕 自転車の高校生はね立ち去った疑い「大丈夫と思い…」奈良 高校生は骨折
奈良県天理市で自転車に乗った15歳の男子高校生を車ではねたにもかかわらず、その場から立ち去ったとして、92歳の無職の男がひき逃げの疑いで逮捕されました。 ひき逃げの疑いで緊急逮捕されたのは、奈良県天理市の無職の男(92)です。 警察によりますと、男は31日午前7時半ごろ、天理市三昧田町の県道で軽トラックを運転中、男子高校生(15)が乗る自転車と接触して、けがをさせたにもかかわらず、その場から立ち去った疑いがもたれています。 男子高校生は、左手の親指を骨折するなど重傷です。 現場は信号のない交差点で、事故の目撃者から「軽トラックと自転車の出会い頭の事故があったが、軽トラックの運転手が立ち去った」と警察に通報がありました。 目撃者が軽トラックのナンバーを控えていたことから、警察が軽トラックの所有者を割り出し、男に事情を聞いたところ、自転車と接触後に立ち去ったことを認めたことから、緊急逮捕したということです。 男は、近くにある家庭菜園で作業を終えて自宅に戻る途中だったといい、調べに対し、「私は『大丈夫か』と声をかけると、指を痛そうにしながら『大丈夫です』って言ってきたので、大丈夫だろうと思って自宅に帰った」と話しているということ、警察が当時の状況を詳しく調べています。