防げるボギーをきっちり防ごう! スコアの落とし穴「飛ばしの誘惑」ポイントをプロがイラストを交えて解説
ラフからのショットは、見極めが肝心!
セカンドショット以降はミスを減らすためにボールのライをよく観察することが大切です。特に、ラフから打つ際はライの見極めがショットの成否の分かれ目となります。 多くの方は、コースに入るとボールかピンしか見えなくなってしまいがちですが、ラフからのショットの場合、ボールの沈み具合や芝目で難易度が全然違ってきます。
ボールが浮いて順目なら簡単に打つことができますが、ボールが沈んで逆目なら大ピンチです! 距離を欲張らず一旦フェアフェイにボールを戻しましょう。 ボギーの数を減らすには、ライが難しいと思ったら、距離を稼ぐためにどう打つかと悩むよりも無理と判断したショットは絶対にやらないことです。難しいライからの脱出が最優先課題です。
1日のプレーを振り返って、結果がミスショットなら、スウィングを疑うよりもまずはライの見極めや状況判断に間違いがなかったかどうかを見直してみましょう! 特に飛ばしたい欲を掻き立てるボギーの誘惑にお心あたりのある方は是非参考にされてください。
大谷奈千代